文字列の前後の空白を取り除くには .Trim()、.TrimStart()、.TrimEnd() を使用します。
違いは以下の通りです。
- .Trim() → 文字列の前後の空白を取り除く
- .TrimStart() → 文字列の先頭のみ空白を取り除く
- .TrimEnd() → 文字列の末尾のみ空白を取り除く
サンプル
例1)文字列の前後の空白を取り除くサンプル
//サンプル文字列
string str = " abc ";
//前後の空白を取り除く
string a1 = str.Trim();
→ "abc"
//先頭の空白のみ取り除く
string a2 = str.TrimStart();
→ "abc "
//末尾の空白のみ取り除く
string a3 = str.TrimEnd();
→ " abc"
引数に取り除きたい文字を指定すると、空白以外を対象とすることができます。
例2)文字列の前後のアスタリスクを取り除くサンプル
//サンプル文字列
string str = "***abc***";
//前後のアスタリスクを取り除く
string a1 = str.Trim('*');
→ "abc"
//先頭のアスタリスクのみ取り除く
string a2 = str.TrimStart('*');
→ "abc "
//末尾のアスタリスクのみ取り除く
string a3 = str.TrimEnd('*');
→ " abc"
取り除きたい文字が複数ある場合は、配列で指定すればOKです。
例3)文字列の前後のアスタリスクとカンマを取り除くサンプル
//サンプル文字列
string str = "*.*abc*.*";
//取り除きたい対象文字
char[] target = {'*', '.'};
//前後のアスタリスクとカンマを取り除く
string a1 = str.Trim(target);
→ "abc"
//先頭のアスタリスクとカンマのみ取り除く
string a2 = str.TrimStart(target);
→ "abc "
//末尾のアスタリスクとカンマのみ取り除く
string a3 = str.TrimEnd(target);
→ " abc"
備考
- 空白とされる対象は、半角スペース、全角スペース、改行文字、タブ文字 です。