C#で読み取り専用の変数を定義するには、readonlyを使用します。
構文
構文
readonly <型> <変数名> = [<値>]
サンプル
例1)読み取り専用の変数を定義する(宣言と同時に値を設定する)
//文字型の例
readonly string ok = "OK";
//数値型の例
readonly int tax = 10;
例2)読み取り専用の変数を定義する(値はコンストラクタで設定する)
class TestClass
{
//readonly変数の宣言
readonly int tax;
//コンストラクタ
TestClass(int i)
{
//readonly変数に値をセット
this.tax = i;
}
}
readonlyの特徴
読み取り専用(readonly)は以下のような特徴があります。
- 値の設定は、宣言時に設定またはコンストラクタ内での設定が可能。
- メンバー変数にのみ定義可。(ローカル変数には定義できません)
- 静的変数(static変数)にすること可能。(satic変数にしないこともできる)
備考
- 読み取り専用(readonly)に似たものとして、定数(const)があります。
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