データ操作

[C#] 文字列に文字を埋め込む(埋め草文字)

2021年9月10日

文字列に文字を埋め込む(埋め草文字)には String.Format()関数、
もしくは $構文を使用します。

サンプル1(String.Formatを使う方法)

例1)文字列に文字を埋め込む


//埋め込み文字
string a = "愛知県";
string b = "名古屋市";

//文字列に文字を埋め込む
string str = String.Format("{0}の県庁所在地は{1}です。", a, b);

//コンソールに出力する
Console.Write(str);

結果

愛知県の県庁所在地は名古屋市です。

埋め草にしたい箇所を{0}、{1}... というように指定します。
 第2引数以降に指定した値の並び順に従って、文字が埋め込まれます。

サンプル2($構文を使う方法)

C#6.0以降では、以下のように書くこともできます。

例2)文字列に文字を埋め込む


//埋め込み文字
string a = "愛知県";
string b = "名古屋市";

//文字列に文字を埋め込む
string str = $"{a}の県庁所在地は{b}です。";

//コンソールに出力する
Console.Write(str);

埋め込む文字列の先頭に$を指定します。

結果

愛知県の県庁所在地は名古屋市です。

備考

  • サンプル2の方法は正式には「文字列補間」と呼ばれます。
  • 文字列補間は、C#6.0以降で使用可能です。
  • どちらのパターンもフォーマットを指定することができます。
    (例)int a = 1234567;
     String.Format("値は{0:#,##0}です。", a); → "値は1,234,567です。"
     $"値は{a:#,##0}です。"; → "値は1,234,567です。"
    ※フォーマット形式は、以下関連記事をご覧ください。

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