文字列に文字を埋め込む(埋め草文字)には String.Format()関数、
もしくは $構文を使用します。
サンプル1(String.Formatを使う方法)
例1)文字列に文字を埋め込む
//埋め込み文字
string a = "愛知県";
string b = "名古屋市";
//文字列に文字を埋め込む
string str = String.Format("{0}の県庁所在地は{1}です。", a, b);
//コンソールに出力する
Console.Write(str);
結果
愛知県の県庁所在地は名古屋市です。
埋め草にしたい箇所を{0}、{1}... というように指定します。
第2引数以降に指定した値の並び順に従って、文字が埋め込まれます。
サンプル2($構文を使う方法)
C#6.0以降では、以下のように書くこともできます。
例2)文字列に文字を埋め込む
//埋め込み文字
string a = "愛知県";
string b = "名古屋市";
//文字列に文字を埋め込む
string str = $"{a}の県庁所在地は{b}です。";
//コンソールに出力する
Console.Write(str);
埋め込む文字列の先頭に$を指定します。
結果
愛知県の県庁所在地は名古屋市です。
備考
- サンプル2の方法は正式には「文字列補間」と呼ばれます。
- 文字列補間は、C#6.0以降で使用可能です。
- どちらのパターンもフォーマットを指定することができます。
(例)int a = 1234567;
String.Format("値は{0:#,##0}です。", a); → "値は1,234,567です。"
$"値は{a:#,##0}です。"; → "値は1,234,567です。"
※フォーマット形式は、以下関連記事をご覧ください。