while文の書き方です。
while文は処理を繰り返し(ループ処理)行う構文です。
同じようにループ処理を行うfor文との違いは
for文は、ループする回数を指定して処理を実行するのに対して、
while文は、条件に合致する間処理を行うという違いがあります。
構文
while構文は以下のとおりです。
構文
while (条件)
{
//処理
}
条件にはtrue/falseが返る条件を指定します。
サンプル
例1)iが3以下の場合に繰り返し処理を行う
int i = 0;
while (i < 3)
{
i++;
Console.WriteLine("iは" + i + "です。");
}
結果
iは1です。
iは2です。
iは3です。
例2)iが3以下の場合に繰り返し処理を行う(i=2の場合はスキップ)
int i = 0;
while (i < 3)
{
i++;
if (i == 2) continue;
Console.WriteLine("iは" + i + "です。");
}
結果
iは1です。
iは3です。
処理をスキップして次のループへ移りたい場合は、continueを使用します。
以下はNG例です。
NG例)iが3以下の場合に繰り返し処理を行う ※固まるので実行しないでください。
int i = 0;
while (i < 3)
{
Console.WriteLine("iは" + i + "です。");
}
これだと変数iがカウントアップせず、whileに指定した条件が常にtrueとなるため永久ループとなってしまいます。
備考
- while文はループする回数が決まっていない(状況による場合)にループ処理をしたい場合に使用します。
- whileに常にtrueとなる条件を指定すると、永久ループとなりプログラムが固まってしまいます。while文を書く時はこの点はご注意ください。