インターフェイスの作成と実装のサンプルです。
構文
構文
interface <インターフェイス名>{
//定義
}
サンプル
例)インターフェイス「ISampleInterface」を定義する
interface ISampleInterface
{
//このようにメンバー変数を定義することはできません。
//int a = 0;
string getName();
int getAge();
}
上記SampleInterfaceを実装したクラスの生成例は、以下のようになります。
class TestClass : ISampleInterface
{
string name = "鈴木";
int age = 30;
public string getName() {
return name;
}
public int getAge() {
return age;
}
}
例えば上のコードでgetAge()を実装していない場合は、以下のようなエラーが発生します。
エラー CS0535 'TestClass ' はインターフェイス メンバー 'SampleInterface.getAge()' を実装しません
インターフェイスの特徴
C#のインターフェイスは以下のような特徴があります。
- メンバー変数は定義できない
- staticメソッドは定義できない
- 定義したメソッドはすべてpublic abstractとなる
- クラス実装時、複数のインターフェイスを実装できる(多重実装)
- インターフェイスの継承もできる(多重継承)
備考
- Interfaceを使用するとメソッドの定義を強制させることができます。
そのため、複数人で開発する場合などで作りを一定に保つことができます。 - 慣例的にインターフェイス名の先頭は「I」(大文字のI)を付けることが多いです。